こんにちは。しまもと接骨院・整体院の島本修治です。
国民生活基礎調査によれば日本人が最も抱える症状である「腰痛」をはじめとした様々な身体の不調に対応しております。治療家として25年の経験を持ち、腰痛治療に特化した独自のアプローチで、皆様の健康をサポートします。
当院の治療は痛みを伴わず、骨格の歪みや筋肉のバランスを整えることで、根本的な改善を目指します。どんな小さな痛みも見逃さず、一人ひとりに合わせた丁寧な施術を行っております。治療家としての道を歩む中で、多くの患者様との出会いと経験を通じ、痛みの原因を深く理解し、それぞれに最適な治療法を提供できるよう努めております。
私たちと一緒に、健やかな毎日を取り戻しましょう。
授乳と抱っこで腰痛が悪化? 痛みの原因と改善策
こんにちは。香川県坂出市のしまもと整骨院・整体院代表、島本修治です。
当院では「身体はウソをつけない」をモットーに、皆様の健康をサポートしています。本記事では腰痛に悩む若い母親や主婦の方々に向けて、その痛みの原因と改善策についてお話しします。
若い母親や主婦の皆さん、授乳や抱っこで腰痛に悩んでいませんか?
日々の育児が原因で、腰に負担がかかり、痛みがひどくなることがあります。この記事を読むことで、痛みの原因と解決策が分かり、育児生活をより快適に送るためのヒントを得られるでしょう。
なぜ、授乳や抱っこによって腰が痛むのか?
授乳や抱っこは、前かがみの姿勢が長時間続くため、腰に大きな負担をかけます。この姿勢は腰の筋肉を緊張させ、筋肉の疲労と姿勢の悪化を引き起こします。特に授乳時は、赤ちゃんを支えるために腕や肩も使うため、全身のバランスが崩れやすく、腰痛が生じやすくなるのです。具体的に解説していきますね。

前かがみ姿勢が腰に負担をかけてしまう
授乳や抱っこの際、赤ちゃんを支えるために自然と前かがみになります。この前かがみの姿勢は、腰の筋肉を緊張させ、負担を増加させます。たとえるなら、重い荷物を長時間前に持っているようなもので、腰の筋肉が絶えず引っ張られている状態です。筋肉疲労が痛みに変わる
腰には、背骨を支えるための多くの筋肉があります。授乳や抱っこで前かがみになると、これらの筋肉が通常よりも強く収縮し続けなければなりません。この継続的な収縮が筋肉の疲労を引き起こし、痛みにつながるのです。ゴムバンドを引っ張り続けると、ゴムが疲れて伸びきってしまうようなものです。体の他の部分への影響は?
腰への負担が増えると、体全体のバランスまで崩れてしまいます。肩や首も同時に緊張し、さらに痛みや疲労感が増します。これは、腰が体の中心を支える役割を果たしているためで、腰が疲れると他の部分にも負担がかかってしまいます。腰痛を防ぐためにはどんな姿勢が理想?
授乳や抱っこをするときは、背筋を伸ばし、腰に過度な負担がかからないようにすることが重要です。赤ちゃんを支えるために、肘を曲げずにしっかりと体に近づけて抱くと、腰への負担を軽減できます。さらに、授乳時には背もたれのある椅子を使い、背中をサポートすることで、前かがみの姿勢を避けることができます。一般的な腰痛改善アプローチの間違いとは?
腰痛の改善アプローチとしてさまざまな方法が紹介されています。しかし、それらには間違いや問題点があることも。これらのアプローチは、一時的な効果しかもたらさないことが多く、根本的な解決にはつながらないケースもあります。一般的な腰痛改善アプローチの間違いや問題点について詳しく解説します。休むだけでは根本的な改善にならない
腰痛を感じたとき、多くの人がまず「休む」ことを選びます。しかし、これは一時的な緩和に過ぎず、根本的な改善にはなりません。長時間の休息は筋肉の硬直を引き起こし、逆に腰痛を悪化させることがあります。また、動かないことで筋力が低下し、腰のサポートが弱くなるので要注意です。無理なストレッチや過度な運動に注意!
腰痛を解消しようとするあまり、無理なストレッチや過度な運動を行うことがあります。しかし、間違った方法でのストレッチや運動は、筋肉や関節を傷つけるリスクが。特に痛みを感じる部分を無理に動かすことは逆効果です。自己流マッサージの問題
自宅で自己流のマッサージを試みることも多いですが、これは注意が必要です。適切な知識や技術がないままマッサージを行うと、筋肉や神経をさらに傷つける可能性があります。特に、強く押しすぎると逆に炎症を引き起こすことがあります。
クッションやサポーターの誤用
クッションやサポーターを使用して腰痛を和らげようとする人も多いです。しかし、これらは一時的な対症療法に過ぎず、根本的な解決にはなりません。クッションやサポーターに頼りすぎると、自分の筋肉で体を支える力が低下し、長期的には悪化することがあります。自分でできる腰痛改善方法(軽度の場合)
授乳や抱っこによる腰痛が軽度の場合、自分でできる改善方法もあります。ここでは、正しい姿勢を意識することや、簡単なストレッチ、腹式呼吸を取り入れる方法について詳しく解説します。正しい姿勢を意識する
まずは、授乳や抱っこをするときの姿勢を見直しましょう。以下のポイントに注意することで、腰への負担を軽減できます。・背筋を伸ばす:授乳や抱っこをするときは、背筋をまっすぐに保つことが重要です。背もたれのある椅子を使い、背中をしっかりとサポートすることで、前かがみの姿勢を避けられます。
・腰を支える:授乳クッションなどを使って赤ちゃんを支え、腰にかかる負担を分散させましょう。腕だけで赤ちゃんを支えるのではなく、体全体を使ってサポートすることが大切です。
簡単なストレッチ
正しいストレッチを行うことで、腰の筋肉をほぐし、痛みを軽減することができます。以下は簡単で効果的なストレッチ方法です。1.キャット・カウ・ストレッチ
方法:四つん這いの姿勢になり、背中を丸めたり反らせたりします。息を吐きながら背中を丸め、息を吸いながら背中を反らせます。この動作をゆっくりと10回繰り返します。期待効果:腰の筋肉が柔軟になり、緊張をほぐします。
2.ハムストリングスのストレッチ
方法:床に座り、片足を伸ばし、もう一方の足を曲げて内側に置きます。伸ばした足のつま先を手で触るように体を前に倒します。左右それぞれ20秒間ずつキープします。期待効果:腰の筋肉から脚の裏側の筋肉まで伸ばすことで、身体全体のバランスを整えます。
3.腰のツイストストレッチ
方法:床に座り、片方の足を反対側の膝の外側に置きます。肘を曲げた膝の外側にかけて、体を軽くひねります。左右交互に10秒間ずつキープします。期待効果:腰回りの筋肉をほぐし、血行を良くします。
腹式呼吸
当院がオススメするのは継続的な腹式呼吸。腹式呼吸は、腰痛の軽減だけでなく、全身のリラクゼーションにも効果的です。正しい方法で行うことで、横隔膜を柔らかくし、内臓のマッサージ効果も期待できます。
1.方法
- 鼻から3秒間息を吸います。このとき、腹部を膨らませるように意識します。- 10秒間かけて口からゆっくりと息を吐きます。腹部がへこむように意識しましょう。
- これを朝晩10回ずつ行います。
2. 期待効果
腹式呼吸を行うことで、横隔膜が柔らかくなり、内臓のマッサージ効果が期待できます。また、自律神経を整え、朝は目覚めやすく、夜は睡眠の質が向上します。重度の痛みの場合はすぐに専門家のもとへ!
腰痛が改善しない場合は、専門家の力を借りることをおすすめします。整体院選びのポイントとしては、以下の点をチェックしましょう。・資格と実績:信頼できる資格を持ち、実績のある整体師が在籍しているか。
・口コミと評判:他の患者さんの口コミや評判を確認し、信頼性を確かめる。
・施術内容:自分の症状に合った施術を提供しているか。
当院、しまもと整骨院・整体院では、特に以下の点を気遣って施術を行っています。
・バキバキしない優しい施術:患者様の身体を気遣い、極力痛みを伴わない施術を心がけています。なかには、心地よくて眠る人もいらっしゃいます。
・筋反射テストによる診察:筋肉の反応を見て身体の歪みをチェックし、正確な診断を行います。
・生活習慣に合わせたケア:矯正器具に頼らず、良い生活習慣を取り入れることで、根本的な改善を目指します。

筋肉を触って主観的に見るだけでは、本当の問題は発見できないというのが当院の考えです。
「筋反射テスト」という方法を取り、筋肉の反応を丁寧にチェックすることで歪みの根本原因が分かります。また、本来動くべき筋肉をうまく働かせる治療により、日常生活を自然に取り戻していただくことを目標とします。
当院の治療アプローチについては下記の記事でもご紹介しております。併せてご覧ください。
慢性的な腰痛の目に見える原因と隠れた原因
まとめ
育児で頑張るお母さん、授乳や抱っこでの腰痛に悩んでいる方は多いかと思います。日々の育児が原因で腰に負担がかかり、痛みがひどくなることもあるでしょう。本記事では、授乳や抱っこによる腰痛の原因と改善策についてお伝えしてきました。以下に、重要なポイントをまとめます。
- 授乳や抱っこで前かがみの姿勢が続くと、腰に大きな負担がかかる。
- 正しい姿勢や簡単なストレッチ、腹式呼吸を取り入れることで、腰痛を軽減できる。
- 一般的な腰痛改善アプローチには間違いや問題点があり、自己流のマッサージや過度なストレッチは逆効果。
- 重度の腰痛の場合は、信頼できる整体院での治療が必要。
腰痛が改善しない場合は、速やかに専門家の力を借りることをおすすめします。
しまもと整骨院・整体院では、地元香川の方はもちろん、遠方の方のご相談も大歓迎です。ご予約やご質問は、本ホームページからお気軽にお問い合わせください。
ぜひ、当院にご相談いただき、一緒に腰痛を改善しましょう。快適な育児生活を取り戻していただくために、全力でサポートいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
このブログの記事は「島本修治」が書きました。